同窓会

東北大学法学部同窓会会員の皆様へ

同窓会長 樺島 博志

樺島博志 写真  前任の平田武法学研究科長・法学部長の後を受けまして,平成29(2017)年4月1日より法学研究科長・法学部長を拝命し,法学部同窓会長を務めることとなりました樺島博志です。今後2年間,何卒よろしくお願い申し上げます。
 平成23年(2011)年3月11日に発生した東日本大震災から,既に6年が経過しました。今では,キャンパス・ライフも平穏に営まれ,震災の前と変わらぬように授業が行われています。この間,同窓会員の皆様から頂いた物心両面にわたる暖かいご支援に対し,この場をお借りして,改めて厚く御礼申し上げます。お陰様をもちまして,震災によって損傷を受けた川内キャンパスの法学研究科棟,法科大学院・公共政策大学院の教育の場である片平キャンパスのエクステンション教育研究棟の復旧工事完了につづいて,川内キャンパスで法学部の専門講義科目の授業が行われる新講義棟として,文科系総合講義棟が,平成27(2015)年春の新学期に竣工しました。震災前の法学部第1・第2講義室と比べて,外の光が差し込む明るい講義室となり,また,コモンルーム,サークル室,売店などの施設が一層充実したものとなりました。
 キャンパスの周辺に目を転ずれば,平成27(2015)年には,川内南キャンパスから仙台城址に向かう道路の途中にある仙台城石垣の復旧工事が完了し,脇櫓から仙台城址方向の通行止めは解除されました。さらに,平成27(2015)年末に,仙台駅を中心にほぼ東西に走る仙台市地下鉄東西線が開業し,川内駅が川内北キャンパスに隣接していることによって,キャンパス・ライフの利便性がいっそう高まりました。毎年10月に行われる「ホームカミングデー」の際に,また折に触れての来仙の機会にキャンパスにお立ち寄り頂き,是非学生及び教職員との交流を深めて下さい。
 このように,大学近辺や仙台の市街では,震災の痕跡を見いだすことは少なくなりました。しかし無論,沿岸部を中心に,依然として復興の途上で力を尽くしておられる被災者が,少なくありません。私たち法学部・法学研究科の教職員学生の全員が,震災復興の中心に位置する東北大学の構成員として,教育と研究を通じて,被災地の復興と被災者の福利の向上ために,引き続き社会の期待に応えていこうと,決意を新たにしています。
 東北大学法学部同窓会の会員数は,平成28年5月現在で,18,300人を越えました。今年の4月も,法学部・法学研究科は新しい入学生達を多数迎え,多くの学生が中善並木の桜の下を行き交う姿が見られることでしょう。私たち教職員は,諸先輩が築いてこられた歴史と伝統を大切にしつつ,新たな時代に向けた教育研究に力を尽くす所存でおります。同窓会会員の皆様には,より一層のご支援及びご指導を賜りますよう願い申し上げるとともに,皆様のますますのご健勝を心よりお祈りします。

(2017年4月)

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