国際共同修士課程コース

 東北大学法学研究科は,国立台湾大学法律学院と連携し,法学の分野の国際共同修士課程コース(CNMC:Cross-National Master's Course)を設置しています。

 同コースは原則として,博士前期課程の2年間のうち,2セメスターを海外の機関で学修し(なお,修士論文指導は原則として英語による指導が行われます),2年間の課程を経て,東北大学と海外連携機関の双方に修士論文(原則として英文)を提出して,両機関の修士号(ダブルディグリー)を取得するものです。

 

国際共同博士課程コース

 東北大学法学研究科は,シェフィールド大学東アジア研究科ハイデルベルク大学哲学部, ENS-Lyon,リュミエール・リヨン第2大学,延世大学校大学院政治学科,国立台湾大学法律学院,清華大学研究生院政治学科,清華大学法学院,中国社会科学院法学研究所,中国社会科学院政治学研究所,と連携し,法学及び政治学の分野(人文社会科学も含む)の国際共同博士課程コース(CNDC:Cross-National Doctoral Course)を設置しています。

 同コースは原則として,博士後期課程の3年間のうち,1・3年次は母校で,2年次は海外の機関で学修し(なお,博士論文指導等においては原則として英語による指導が行われます),3年間の課程を経て,東北大学と海外連携機関の双方に博士論文(原則として英文)を提出して両機関の博士号(ダブルディグリー)を取得するものです。この事業は,従来,グローバルCOEプログラムの一環として行われていたものですが,国際的に活躍することができる研究者・高度専門職業人の養成という観点から世界的にも希有で,質の高い教育プログラムであるため,グローバルCOEプログラム終了後の2013年度以降も,本研究科の常設プログラムとして運営されています。2016年10月現在、同コースの入学生は海外提携機関から51名,うち22名(2010年度は1名,2011年度は8名,2012年度は3名,2013年度は3名,2014年度は3名、2015年度は4名)の学生がダブルディグリーを取得しました。

国際共同博士課程コース 図1
国際共同博士課程コース 図2

CNDC学生の声

Ryan HARTLEY プロフィール
 私の研究は、メコン川沿岸諸国に見る日本の政治経済学についてです。この研究を完成させるために、東北大学CNDCでの
研究は、多くの博士課程後期の大学院生が望む、そして、本当に必要な以下の3点において、非常に貴重な経験です。それは、研究を進める上で融通が利くこと、専門的指導が受けられること、本物の国際的研究の見解や課題が得られることです。これは研究を最高の学術水準に到達させるという強い願望を育みます。サポートしてくれる人々を失望させることなく、還元をもたらします。博士課程後期で研究することは、教育の中で挑む最も困難な作業のひとつです。しかし、自身に必要で適切な人がサポートしてくれるならば、PhD取得に向けて、困難を少し和らげながら達成できるのではないかと思います。

鈴木美南 プロフィール
 私は,今日起きている国際紛争における日本の対応を正戦論の見地から考察しています。この研究を進めるにあたって、
CNDCプログラムを通じて博士後期課程のうちにイギリス・シェフィールド大学で履修をすることは、とても貴重な経験だと思います。それは,法や政治のみならず社会 科学の領域で必要とされる専門的指導が受けられ、日本が外国からどのような評価をされているのかを知ることができ、また国際的な研究における見解や課題に 関する知識を得られることにあると思います。博士後期課程で研究することは非常に大変なことだと思いますが、東北大学ならびにシェフィールド大学より多くのサポートを受け、今日まで以上のような貴重な経験ならびに知識を得る機会が得られていることに感謝しつつ、一歩ずつ研究を進めることができればと考えて います。