第62巻(1998年)
論説 | ||
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独立前ヴァジニアにおける刑事司法の一断片 ――奴隷に対する「聖職者の特権」を手掛かりとして―― |
大内 孝 | 1号 1頁 |
株主代表訴訟及び取締役の責任緩和の構造(2)(3・完) | 柳 明昌 | 1号 48頁 |
5号 99頁 | ||
刑事判決理由の研究(3・完) ――ドイツおける判決理由の理論的考察を中心として―― |
冨田 真 | 1号 99頁 |
1992年英国海上物品輸送法について | 小林 登 | 2号 1頁 |
「国際組織法」の体系に関する一考察(3) ――「国際組織法総論」構築への予備的考察―― |
植木俊哉 | 3号 1頁 |
日本の近代化の憲法的位相(1)(2) ――個人・家族・国家をめぐる「統治」の再発見―― |
呉 ![]() |
3号 30頁 |
4号 87頁 | ||
憲法裁判における原理と政治(3・完) ――合衆国最高裁判決Roe v. Wadeがもたらしたもの―― |
大石和彦 | 3号 85頁 |
法における類型の問題への一試論(5)(6・完) ――法律学的思考とパタン―― |
青井秀夫 | 4号 1頁 |
5号 48頁 | ||
美濃部達吉と議会の正統性危機 | 空井 護 | 4号 45頁 |
同時交換的取引と偏頗行為の危機否認 | 中西 正 | 5号 1頁 |
被疑者と被告人の境界についての覚書 | 梅田 豊 | 6号 1頁 |
「法益侵害説」に関する一考察(上) ――犯罪概念における「法益侵害」伸そう対比に対する批判的考察―― |
岡本 勝 | 6号 25頁 |
最高裁名張決定と証拠構造論 | 川崎英明 | 6号 66頁 |
不起訴処分の通知制度について | 新屋達之 | 6号 107頁 |
ある人血鑑定の問題点 ――弘前事件誤判原因の再検討のために(その1)―― |
田中輝和 | 6号 140頁 |
刑事訴訟における事実認定理由の説示 ――ドイツにおける自由心証、事実認定の審査可能性と判決理由―― |
冨田 真 | 6号 174頁 |
公用文書毀棄罪について | 成瀬幸典 | 6号 213頁 |
有罪答弁制度導入論の問題 | 福島 至 | 6号 251頁 |
捜索差押令状執行に伴う家宅立入 ――所謂「来訪来意告知(Knock and announcement)要請」について―― |
松代剛枝 | 6号 271頁 |
講演 | ||
生命の始期と終期における法的保護 | ハンス=ルードヴィッヒ・シュライバー 青井秀夫 陶久利彦 共訳 伊藤 剛 |
1号 165頁 |
研究報告 | ||
ベンジャミン・フランクリンにおける近代的市民性 ――サーヴィスとネーション―― |
片山文雄 | 1号 37頁 |
資料 | ||
「国家責任」に関する条文草案注釈(1)(2)(3・完) ――国際連合国際法委員会(ILC)暫定草案第2部第2章~第3部及び付属書―― |
植木俊哉 | 2号 73頁 |
湯山智之 共訳 | 4号 131頁 | |
坂本一也 | 5号 159頁 | |
座談会 | ||
小田中刑訴法学の軌跡 | 6号 305頁 |
判例研究 | ||
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民事判例研究(東北大学民事判例研究会) | ||
生命保険会社がいわゆる契約者貸付制度に基づいて保険契約者の代理人と称する者の申し込みにより行った貸付と民法478条の類推適用(川淳一) | 3号 129頁 | |
商事判例批評(東北大学商事判例研究会) | ||
77 | 2船の衝突事故について海上衝突予防法15条1項の横切り船航法が適用されるとした上で、保持船船長にも衝突を回避すべき注意義務を怠った過失があるとして、同船長に対する業務停止1箇月の処分が適法とされた事例(柳明昌) | 3号 137頁 |
刑事判例研究(東北大学刑事判例研究会) | ||
50 | 封印破棄、不動産侵奪、傷害被告事件判決(山本雅昭) | 2号 111頁 |
公法判例研究(東北大学公法判例研究会) | ||
32 | 何者かに殺害された労働組合幹部の合同葬に使用するためにされた市福祉会館の使用許可申請に対する不許可処分が違法とされた事例(武者光明) | 1号 196頁 |
33 | 村有地の売却価格を一定水準以下に抑える必要がある場合の契約締結の方法(松戸浩) | 2号 118頁 |
民事手続法判例研究(東北大学民事手続法判例研究会) | ||
証拠を偽装して搾取した外国審判が我が国の公序に反するとしてその効力が否定された事例(小室百合) | 3号 144頁 | |
小田中聰樹教授略歴・著作目録 | ||
6号 345頁 | ||
雑報 | ||
1号 203頁 4号 161頁 |